第1話はこちらから↓
前回のお話はこちらから↓
お友達に怪我をさせたのは私の娘?4
長女がお友達のK君にケガを負わせてしまいます。
けれど、保育園からの報告がなかったので、謝罪が遅れてしまったわたし。
K君ママからは、
『どうしても許せない』とキツく言い放たれてしまいます。
K君ママの話によると、
当時、保育園からケガをした経緯は説明されたものの、加害者の名前は園の決まりで教えられないと言われたそうです。
K君ママはその点に、ものすごく違和感を感じられたようです。
謝罪がほしいわけじゃない。
けれど、加害者の名前を隠されてしまうと、気持ちがいいものではありませんよね。
そして、案の定、K君本人から長女に押されてケガをしたという事実が伝わります。
K君ママは、長女とわたしを見かけるたびにモヤモヤした気持ちを抱いていたに違いありません。
わたしはK君ママの気持ちを考えると、その場に居られないほど苦しくなりました。
わたしがもう少し長女とのコミュニケーションを密にしていれば、今回のことも、もっと早く気がつけたのかもしれない…。
K君ママとはそれ以来、少し気まずい関係になってしまいました。
今回の保育園の対応…
加害者の親であるわたしの対応…
どうするのが一番正解だったのでしょうか?
わたしは園の経営者ではないので、園の方針を変えることはできません。そこで働いている保育士さん達も、上の方針に従っているに過ぎません。
誰も悪くない…。
でも、双方にモヤモヤが残る結果となってしまいました。
トラブル防止のために加害者の名前を伏せてくださったのかもしれないけれど、また違った意味でトラブルが起こり得るのだということを、わたしは保育園の先生にお伝えしました。
そして月日は流れ、
長女の卒園式の日がやってきます。
あれ以来、なかなかK君ママに話しかけられなかったわたしですが…
卒園式の時
もちろん、K君の腕が元通り全快していたのも嬉しかったのですが、K君ママがわたしに対して笑って話しかけてくれたことに感激してしまいました。
K君ママと気まずい関係のまま卒園するのではなく、思い切ってこちらから話しかけて、本当によかったです。
ママ友は子どもを通じての知り合いなので、相手の本当の気持ちがわかりにくい場合がよくあります。
特にトラブルになった方とは、その後できるだけ関わりたくないと思ってしまいがちです。
でも、逃げているだけでは何も解決しない。
少しだけ自分から歩み寄ってみることで、わたしの場合は、自分の気持ちに整理をつけることができました。
あとがき
ママ友トラブルのお話はこれでおしまいです。
長女の小学生の時の金銭トラブルのお話も描いていますので、こちらからどうぞ!
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